11月23日(祝),あるお寺様の報恩講に行ってきました。
毎年恒例で,お昼前から集まりお斎の用意から参加しています。
といっても経験豊かな婦人部の方々の中で,大したことは出来ないので,
大きなお鍋を動かしたり,大根の皮むきをしたり…くらいです。
その中でさりげなく「私もこういう集まってお料理する機会に,
いつも勉強させてもらってるのよ」と言われた方がいました。
私からすれば年齢的に大ベテランと思われたのに,
その姿勢にとても感心しました。
大根の皮むき,卵のゆで加減,家事をしていない私には全て勉強ですが,
経験数だけでなく,いつも勉強という意識を持ち続けることが大切ですね。
みんなで集まって大根炊きを作り,お参りしてお斎も戴き,
たくさんたくさんお話するので,報恩講の日が一番連帯感を感じます。
また,年に一度しかお会いできないお寺様とお話して,その中で
「最近は唐木の仏壇も多いけど,やっぱり金仏壇なら京都が良い」
と言って頂いて,素直にうれしく誇りに思いました。
いつもはお寺様と直接お話する機会はあまり無いので,
勉強になるお話もたくさんありました。
とても楽しい良い一日でした。ご住職様,ありがとうございました。

設計室  北野 朋美