京都は日本の歴史において、中心地とよべる所であり
数多くの史跡・文化財が残っていますが、長い歴史の中で
埋もれてしまった物も多くあります。
 ここではその中から「二条城」を紹介します。

「二条城」と聞いて『埋もれてなんかないじゃないか』とか
『有名なところじゃないか』とか思った方々へご忠告!
 ここで紹介するのは、うぐいす張りで有名な今ある二条城では
なく、織田信長が建てた「旧二条城」とよばれるものです。

この「旧二条城」は1569年に信長が足利義昭の居館とする為に
建てた物で、その10年程後に解体されたほんの短い期間存在した
だけのものです。

短い間とはいえ、信長や足利義昭といった歴史上の重要人物と
関わりの深い所なのです。

この「旧二条城」があったのは現在の烏丸下立売の辺りで
あったらしいのですが、今現在では何も残っていません。
近くに『旧二條城跡』という石碑のみがあるのみです。

このような「埋もれた」歴史を物語るようなものが、
京都には多く存在しています。
暇な時に目をむけてみると、びっくりするような所に
歴史上の有名人に関するものがあるかも・・・・・。

               商品事務係 齋藤