この前福岡店よりあった注文分で、記念品にかける

熨斗紙に定紋を印刷してほしいというのがありました。

その前にも同じ注文はあったのですが、今回は少し違う

仕様というものなのです。
どう違うのかというと、前の時は熨斗紙の上と下に

八藤紋を一個ずつ印刷するというものだったのですが、

今回は上は八藤紋で下は抱牡丹にしてほしいとの注文

だったのです。

前回の八藤紋の時は印刷屋さんに問い合せたら

問題なくできたのですが、今回問い合せたら抱牡丹の

資料がないので見本をほしいといわれました。

この印刷屋さんとはずっと前から取引があるのに

抱牡丹の資料がない、つまりは抱牡丹の印刷という

のが一度もないというのに少し驚きました。

見本として渡せるものがないかとインターネット

や平安紋鑑を見たりしたのですが、そういったもの

に載っている抱牡丹と大谷派用の抱牡丹とでは、

少し形が違うというのを今回初めて知りました。

平安紋鑑に載っているのは中央部が

星のような形になっているのですが、

大谷派用の紋は星形の下半分が隠れているのだ

そうです。

入社してから7年以上たっても、まだまだ勉強不足

な事を改めて思い知らされた出来事でした。

ちなみに今回の分の見本は設計室で持っておられた

図面をコピーさせていただき印刷屋さんにお渡し

できました。もう一枚コピーして手許に持っている

ので、今後は大丈夫かなぁ・・・とか思ったりして。

                 商品事務 齋藤