先日、山口県で海岸沿いに国道を走っていると、海がキラキラと光っていました。
あまりにも美しい光景に、つい車を止めて、またカメラに収めてきました。
その時、そう言えば正信偈に海という字が何度か出てくることを思い出し、帰社してから見てみると5回(間違いがなければ)出ていました。海という字からは、その広大さ、その深さ、総てのもの、世間などが思い浮かびます。誰もがそう思うのではないでしょうか。
この写真は晴天の瀬戸内海の海ですが、悪天候の日本海や北の海では「正信偈に海という字が.....」なんて思わないでしょうね。
親鸞聖人は総ての人たちに、如来のはかり知れない智慧と救いの大きさ、深さに海という字を用いて、うたに著わされたのかなと思いました。
お客様係2課 林