京都非公開文化財特別拝観の拝観券を戴いたので、
母と2人で宇治の萬福寺様へ行ってきました。
小堀本店の3階にはたくさんのお卓が並んでおり、
たいていのものは図面を描く際にも実物を見たり計ったりすることができますが
見た記憶が遠いのは虎卓、そして絶対に見たことがないのが鬼面卓です。
小堀に入ってから鬼面卓を描いた2回目、今年の春に
商品部長から宇治の萬福寺様に大きな鬼面卓があると聞き、
めったに描かないけれど気になっていました。
そして当日、総門から入ったところで、ここは中国?という錯覚に陥り、
お寺様の玄関である天王殿(てんのうでん)で立派な金色の布袋さまを見てありがたく思いました。
「ここは日本、ここは日本」と2人でつぶやきながら
特別拝観の対象である斎堂(食堂でした)と東方丈も見学しました。
歴史があり、半端でない中国の雰囲気に感心し、
本堂である大雄宝殿(だいおうほうでん)でようやく鬼面卓に出会いました。
御本尊のお釈迦が大きいのでお卓もかなりの大きさです。
全体的にあっさりしていて,脚(鬼面)は小堀のが恐いと思いました。
大雄宝殿は非公開ではありませんので,
皆様も機会があれば,ぜひどうぞ。
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