本日、関東方面よりご住職様が伝統技術の知識習得やお仏具がどのように
完成していくのかをご自身の目で確認されたいとの事で、弊社京仏具工房に
ご来場下さり、さっそくご案内をさせて頂きました。

工房内には各工程それぞれの部屋があり、部屋ごとにご説明しております。

まず「木地」の部屋では、製作途中の御宮殿のあまりの大きさにご住職様
もびっくりされてました。しかもこんなにきれいな(白木の)木地に漆を
塗ってしまうとはもったいないと…。
そうなんです…。しかし「御荘厳」と致しましてはやはり漆を塗り、金箔を
押し、さらに金具を打ち付けてこそが完成なのです。
さらには木工作業に使われる道具の種類(特にカンナ)の多さにもびっくり。
ご来場のお客様から必ずの様に頂くご質問ですが、「この商品で製作日数は
何日ぐらいですか?」と尋ねられ、「2ヶ月位でしょうか…。」とお答えしますと
「えっ、そんなにかかるのですか…。なるほど、仏具は高い訳ですな…。」
とご納得のご様子でした。
続いての「漆工」部屋では、白くきれいだった木地に黒い漆が塗り終えられた
完成品が置いてありますと、「やはり良いものだ。漆塗りは吹付けで行うと
思っていましたが、実際に刷毛で塗っておられるのでびっくりしました。」と
おっしゃってられました。
最後に「金箔」部屋では金箔押しの完成品をご覧になり、「すごく綺麗ですね。
でも金箔を一枚ずつ重ねてどうしてこの様に綺麗に仕上がるのか不思議だな?
また今まで金箔は刷毛で塗るものと思っていましたが…?。」とのご住職様に
「後ほど金箔押し体験をして頂きますのでその時にわかりますよ…?!。」と、
答えにはなっていませんが、実際に金箔押しの体験をして頂き、まさにびっくり
から感動に変わっておられました。

この様に実際に職人さんの仕事をご覧になり、さらには金箔押しを体験して頂き、
職人技の難しさも体験していただける工房ですので、是非とも皆様のご来場を
お待ち致しております。

本日は有難うございました。

お客様係 稲葉