お伝えしました「生物文明の時代」の続き・・・

◆ポール・サッフォー氏(米未来研究所)
 今世紀は生物学的発想が主流になるらしい。

◆小原二郎先生(木の文化をさぐる)
 20世紀は機械文明の時代だったが、21世紀は生物文明の時代。人間中心の偏狭な考え方から脱して、植物・動物とも共に生きていく。

◆大谷光真様(西本願寺ご門主)
 他の生き物とも共に生きられる節度ある社会になってほしい。社会的地位にかかわらず高い精神性を持つ人々の国なってほしい。

◆福井謙一氏(ノーベル賞学者)
 今までの科学は、人類が地球を支配し、動物・植物を支配するためのものであった。しかし今、人類が他の生き物と共存するために化学や技術が用いられなくてはならない。

 立場の異なる方々の答えは、「人間中心の考え方はやがて人間自らを滅ぼすことになる」ということ。「生物文明は理屈ではなく、人間らしいぬくもりを感じ安らいだ気分になれる。」という。


で・・・


◆今読み終えてようとしている梅原猛さんのこの本 
 21世紀は、人間と生きとし生けるものが共存を図らなくちゃいけません。共存を図らなくて人間だけが地球を支配するという考え方では、人類はやがて滅びる。

やっぱり悟られた方々には共通点がある。

梅原猛さんはお若い頃は無神論者だったそうです。

宗教は弱さから生まれた幻想だと・・・

そんな極端なヒトが今では親鸞お聖人の魅力を語られる。

これだけでも興味深く、圧倒的に説得力があります。