初めて工房案内の応援に行った時の事です。
お仏壇ハッピーエンド物語で、ご来場者の皆様の写真が映し出されると、
大変嬉しそうにご覧になってらっしゃいました。
自分や知り合いの映像は、何かしら嬉しいものです。(人によりますが)
皆さんの様子を拝見していて、ふと思い出した事がありました。

4年前、愛・地球博
トヨタのロボットもマンモスもすごかったけど、
すごく面白かったのは、三井・東芝館の「グランオデッセイ」。

「グランオデッセイ」は20人1グループで、入場者一人ひとりの顔写真を撮影。
その画像はCG加工されて、映画の登場人物となります。

次のブースでは、自分達が出演する映画の上演です。
自分の顔を見つけては大喜び。同行者や、グループの方の映像に
大爆笑!!大役の人もいれば、チョイ役の人もいますが、自分自身が
登場するとあって、大人も子供も大興奮のパビリオンでした。
ちなみに、私は加山雄三さん扮する船長にお話をする大役でした!!
どんな役であっても、「自分が出演している」ことは楽しいです。
お仏壇ハッピーエンド物語でのご様子にも、同じ様に感じました。

私の好きな曲の一つに、さだまさしさんの「主人公」という曲があります。
「人生という話の中では、話の大小に関わらず一人ひとりが主人公だ」
というような歌詞があります。

自分に自信がなく、くじけそうになった時、この歌に勇気付けられました。
私も、「私の人生」という話の主人公なんだと気付かされました。
コンサートで、この曲を生で聴いた時、思わず涙したほど思い入れがあります。

以前、私に「もっと自信を持ったらいいのに」と言って下さる方が
いらっしゃいました。その言葉に出来るだけ応えたいのですが、
現実とはなかなか難しいものです・・・(自信の持てない主人公です)。

さて、自分が登場する映画を体験したい方、ハウステンボスに行ってみて下さい。
愛・地球博より小規模みたいですが、プチ満足な楽しみはそこにありますよ。
あなたが主人公です。


     総務  松井