「正式なお飾りです。」って言われて
見てみると、何故かチグハグに・・・

「三具足で良いのですね」と言われて見てみると
花立2本  ローソク立1本 香炉1個
何だか、変・・・
具足の数え方を聞いて見ると、
香炉を退けて、3個でした。
言われる通り香炉は、土香炉だったので、
三具足には数えません。
金属の具足で、数えるので
確かに、金属の花立・火立の数は正解でした。
詳細に説明をすると、
「門徒は、本当に物知らずですなぁ・・・」

お仏壇に、お供えしてある盛台
高杯(たかつき)で先代が、お供えをしていたから
正式だと思われていたようで
「近所の年配の物知りの人が、これが正式やで」
と太鼓判を押してくれたので安心していたとの事

意外と近所の物知りの方も、人伝えで知識を
溜めておられたようで、正式なお飾りは
解らなかったようです。

年回、自宅での報恩講に向けて
昔からの習慣を打破して、
思い切って、仏事の専門家(住職様・仏壇店など)に
聞いて見ては如何でしょうか?
以外と目から鱗の事が有るかも知れませんよー

  総務部 長谷川昭宏