先日真宗大谷派大阪教務所様が出されている卓上日めくりをいただきました。
表紙に真宗大谷派の公式キャラクターであるブットンくんが書かれています。
最近はゆるキャラブームとかでブットン君のほかに真宗大谷派のご本山でも「鸞恩(らんおん)くん、あかほんくん、蓮(れん)ちゃん」が居ますし、有名なところでは、このブームの火付け役ともいえる彦根城の「ひこにゃん」、デビュー当時は賛否両論だった平城京遷都1300年の「せんとくん」なんかもそうです。(これらの画像が貼り付けられたら良いのですが、版権、肖像権等が気になりますので、ご存じなく、どんな物のか気になる方はお手数ですが、各自お調べいただけたら幸いです)
最近はいろんなところでゆるキャラが作り出されています。ゆるキャラサミットなどという催しも開かれてゆるキャラが全国から集合というようなこともよくされています。ゆるキャラを使ってご当地限定グッズなども作られて、それなりに経済効果もあるようです。このゆるキャラという物は微妙なバランスというか独特の感性の上に成り立つ物ですが、このゆるキャラをかわいいと思う感覚は日本人特有のものらしく外国ではあまりこういうご当地キャラという物は人気がないそうです。先日の京都新聞に韓国の大学生が韓国では人気のないこういうキャラクターがなぜ日本で人気があるのか調べるため来日研究しているとの記事がありました。そういえば昔から在る福助足袋の「福助人形」とか大阪通天閣の「ビリケンさん」なんかもゆるキャラといえるかもしれませんし、昔から日本人は変なものが好きなのかもしれません。
ただ、今年の夏、このゆるキャラが大変なことになっているそうです。
今年のこの夏の暑さで中の人がダウンしてしまうのだそうです。日中、着ぐるみの中はすぐ50℃以上になるため、公演を午前中にしたり、出没時間を減らす、着ぐるみの中に扇風機を取り付ける。冷却ジェルを首に巻きつける等の対策を取って何とかしのごうとしているようですが、実際に中の人がダウンしてそれを見ていた子供たちがショックを受けたことがあったようです。そのため気分が悪くなった場合は人前から姿を消すようにと指示が出ているキャラクターもあるそうです。
子供たちの夢を壊さないためにゆるキャラたちも大変な様で、私共も締め切ったご本堂等で作業させていただくことがありますが、これに比べたらましだと思ってがんばりたいと思います。スタッフの悲鳴ではなく、ゆるキャラの悲鳴になってしまいましたが、
夏もあと少しがんばって乗り切りましょう。


                         お客様係6課 井上

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