夕日


北海道出張の帰り、夕方の飛行機で伊丹に向けて出発。この日は朝から晴天で、上空に上がってまもなく太陽が真横にありました。1時間近く経つと、やがて遥か彼方に沈み始め、その瞬間をカメラにおさめました。決して珍しいシーンではありませんが、海辺のサンセットは時々見ることがあっても、空の上で太陽を真横に見るのは初めてかも知れません。仏教と太陽、太陽熱、太陽光、宇宙空間のこと。太陽が燃え尽きたら・・・。などと、いろんな事を考えてしまいました。最後に沈み行く太陽を見て、万物には全て終わりが来るものなのか・・・。そう思いながら、まだ不慣れな土地への出張の疲れからか、機内もがらがらで心地よい眠りに入ってしまいました。しかし、伊丹空港に着いた瞬間、けっこうな雨が降っていて札幌の天気とは大違い。すっかり現実にもどり荷物を両手に持ち、空港バスに乗り継いで、次週訪問ご寺院様のお仏具の相談のことを考えたりして、いそいそと家へと帰りました。

お客様係2課 林