もう2月も終盤になり、プロ野球ではオープン戦も開始
いよいよ球春到来。ワクワクする季節になって参りました。

そんな中先月28日、プロ野球選手のバット製作名人である
久保田五十一さんが引退報告をされました。

イチロー選手や松井秀喜氏、我らが中日ドラゴンズの落合博満GMなど
野球に興味のない人でも知っているような超一流選手のバットを
55年間作り続けた、まさに”名人”です。

2003年には”現代の名工”に選ばれ
これまで作ってきたバットは50万本に及ぶそうです。

久保田五十一さんが引退されたら
これから良いバットを作る人がいなくなってしまうのでは?
と心配になりましたが、後継者のめどは立っているとの事。

様々な業界で、職人の後継者が中々育たず困っている
という話をよく耳にしますので安心しました。

後継者がいなくなると昔からの優れた技術が受け継がれず
途絶えることになってしまいます。

伝統工芸の世界でも後継者が育つことを願います。


本店 中島小春