もう4月になりますがまだ朝夕寒い日が続いています。お店前の烏丸通の桜も蕾が僅かに膨らんできてはいますが、4/1からの東ご本山様の春の御法要に文字通り花を添えることは難しそうです。

我が家の桜も開花はもう少し先になりそうですが、桜が咲く前にはその足元に植えてあるジンチョウゲの甘い香りを楽しむことができます。とても好きなのでジンチョウゲが咲いて香りを辺りにふりまくようになるこの時期もとても楽しみです。

漢字で沈丁花と書くのは薫り高く、お線香やお焼香にも使われる丁子(クローブ)のようだからだそうですが納得の命名です。そう考えると、春の御法要の時期に咲くというのはなかなかよいタイミングと言えるかもしれません。

桜が咲き始めると、視線を上げて桜にくぎ付けになってしまうので、家の前や烏丸通がピンクに染まるまで、甘い香りと鞠のような可愛らしい花を楽しみたいと思います。

沈丁花


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