先日、ゲームメーカーとして有名な任天堂から、
某格闘(のような)ゲームの新作が発売され、
当日は有給を取って満喫する社会人も多く、
ちょっとした社会現象となった様です。
 僕は発売初日は、病院に行っていたので遊べませんでしたが、
土日には久々にTVゲームを遊び倒しました。

 そのゲームの第1作目はおよそ20年程前に発売され、
僕は小学校の6年間はよくそれで遊んだものでした。
 同級生を家に呼んだり、呼ばれたりして、
友達の中でもゲームの強い人は、
一種のステータスを持てましたから、皆で夢中になって遊んでいました。

 僕は一応、同級生の中では強い方でした。
 しかし、僕がどうしても勝てなかったのは僕の兄でした。
 頑張っても頑張っても、どうしても負けてしまい、
一方的に癇癪を起こしては、兄をよく困らせたものでした。

 そして現在も又、兄と一緒に同じゲームではしゃいでいます。
 新しい作品とは言え、兄はどのゲームをしても僕より上手いですから、
20年前と変わらず負けてしまいます(流石に癇癪はもう起こしませんが)。

 何年経っても成長しない、幼く呆れた兄弟ですが、
こうした事に少しの幸せも感じます。
 確かに昔と多少変わった面もありますが、趣味、嗜好、多くの面で
今も昔も気の合う兄弟だと思います。

 以上、兄弟とはいいものだと思った、この土日の出来事でした。


2018/12/11 工房 三原