カテゴリ:旧カテゴリー > 中国・四国寺院課(旧:お客様係2課)

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先日、初めて出雲大社へ参拝してきました。
晴天に恵まれ、樹木に囲まれた広大な境内を歩いていると木の香りが心地よく
澄んだ空気がストレスが解消されるというマイナスイオン効果を感じたような気がしました。
本殿の他、どっしりとした建物でありながら繊細な美しさが際立っています。
これまでお参りした神社とはまた違ったものを感じました。



日頃、中四国方面に出張しておりますが、愛媛県の宇和島市に

お伺いする機会が時折あります。

中でも九島のお客様へお伺いする際はフェリーに乗っての訪問

でした 約30分間の乗船で、最寄りの港に到着です。

フェリー


情緒が感じられて、いつも乗船するのが楽しみでもありました。

ところが、数年前よりビッグニュースがあり、宇和島から九島に

橋が架かる事になりました

橋


工事は着々と進行中で(写真は2月中旬)、来る4月3日に開通

だそうです。

これで島にお住いの皆様も、時間を気にする事が少なくなられる

様です。

夜間のご帰宅や、急な病院への移動も便利になられると思います。

ただ、長年に渡って島民の足として愛されてきたフェリーが廃止に

なる事には寂しさを感じます。

中国・四国寺院課 大八木

平成27年11月15日 広島県最善寺様 親鸞聖人七百五十回御遠忌法要

御遠忌1


連日の雨模様で当日が心配されましたが、この日は見事な快晴。

雅楽車を伴う稚児行列は、一緒に歩かせて頂いて暑い程でした。

御遠忌2


ご法要前には数々ご準備、お手伝いをさせて頂きまして有り難うございました。

自身、初めてお参りさせて頂く「音楽法要」も、コーラスの皆様のきれいなお声で

本当に素晴らしいご法要でした。


お客様係2課 大八木秀典

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広島県、山口県を車で移動していると(特に郊外で)道の駅があります。ランチや休憩にちょくちょく利用していて新たなところを見つけるとついつい入りたくなります。
各地の四季折々の特産物を見るのも楽しいです。

 画像の道の駅は広島県三原市にある「みはら神明の里」という所で、山の中腹にあり瀬戸内海の島々が見渡せて風光明媚な場所です。
お客様係2課 藤井

先日、機会があったので、島根県にある窯元の出西窯に
行ってみました。

民芸品が好きなこともあって、ゆっくりと器などを眺めたりして
いました。

お店の中にある休憩室では、セルフサービスのコーヒーなどが
頂けるようになっています。

お好きな器でお召し上がり下さいと書いてあり、お店で販売
されているのと同じコーヒーカップやマグカップがいろいろ
置いてあります。

気に入ったマグカップでコーヒーをとても美味しく頂きました。

もちろんセルフサービスなので、頂いた後は流しの方へ返却
ですが、ちゃんと洗えるようにタワシと洗剤が置いてあります。

生活の器としてのデザインや使いやすさなどに加えて、洗い心地が
実感できるこのサービスは、他のお店ではなかなか体験が
できない画期的なことだと思いました。

またぜひ行ってみたいお店のひとつです。

お客様係2課 大八木

150321出西窯

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先日、山口県のお寺様に訪問した際、紅葉が見頃で非常に綺麗でした

ので、写真を撮らせていただきました。

日本全国きれいな紅葉は他にもたくさんあると思います。

それと普段、何か音がするところにいる事が多いですが、ここは紅葉と

静寂の中にいる環境というのがあり、非常に心が落ち着く感じでした。




お客様係2課 藤井

平成26年10月26日 愛媛県 専念寺様

気持ちのいい秋晴れの中、新本堂の落慶法要が勤められました。

本当におめでとうございます。

また、この度のお仏具のご縁、誠に有り難うございました。


本堂の工事着工から約1年半。

今から思えば本当にあっという間の工事期間に感じられます。

本堂の建築中は設計士の先生や工務店の皆様と幾度と打ち合わせを

させて頂き、無事にお仏具もお納めする事ができました。

落慶法要の前日には向拝の幕張りのお手伝いもさせて頂き、いよいよ

準備完了。

専念寺様1


ご法要当日はご門徒様、関係業者の皆様方と一緒にお参りさせて頂きました。

建築中の数々の出来事を思い出しながら皆様と一緒にお参りをしていると、

感極まってくるものがありました。

専念寺様2


また機会があれば、今回の工事の設計士の先生や工務店の皆様のお顔も

おうかがい出来ればうれしいです。

お客様係2課 大八木

先日、愛媛県のご寺院様にご荘厳具をお納めさせて頂きました。

今から思えば、新しいご本堂が出来るまでの約14か月間が

あっという間に感じます。

建築途中は工務店の皆様方と進捗状況の会議を重ね、いよいよ

ご荘厳具のご納入作業が始まったのが7月下旬。

好天に恵まれすぎて、熱中症にならない様に水分補給は欠かせ

ません。着ている作業服やタオルの汗を何回も絞りながら、何とか

お内陣のご荘厳が整ってきました。

作業はもう少し残っていますが、素晴らしい落成式が行われる様に

頑張りたいと思います。                  2課 大八木

荘厳写真

先日、広島県のお寺様に中尊前前卓を大八木主任にも手伝ってもらってご納入させていただきました。
まだ雪が多く搬入時には、苦労しましたが無事に納入する事ができ、ご住職様にもお喜びいだだきよかったです。

2課 藤井

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私の担当地域である中四国のご寺院様も、毎年この時期になると報恩講が始まります。
先週お伺いしました高知県のご寺院様でも、近々行われる報恩講の準備で大忙しでした。
当日は風が強かったですが、お天気は晴天。京都より暖かく、すごしやすい日でした。

お寺からほんの少し歩いただけで港があり、

港


近くの岬は日本が生まれた時のままの姿です。

岬


京都とは全く違う環境なので、私にはこの風景がいつも新鮮に感じます。
こちらのご住職様も「京都の紅葉は始まりましたか?」とたずねてこられます。

ご本山


ちょうどこの時期、ご本山前の銀杏の木も黄色くなりました。
京都の店にいると、久しぶりにお目にかかるご住職様方がご来店下さったりと、店内も賑やかです。

京都店


しかし、京都の紅葉を眺めてられるのも束の間…。次の出張の準備で大忙しです。

2課 大八木

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山口県を回っていると、みかん色のガードレールをよく見かけます。最初見た時は、「何でこんな色してるのか」と不思議でした。どうやら以前、山口県で国体がある時に、PRで主に県道等のガードレールをみかん色にしたようです。最近では、これを見ると山口にいるんだと実感します。

2課 藤井

先日、近畿地方のご寺院様へ菊灯をお納めさせて頂きました。

今回の菊灯はご本山の西本願寺様と同様の様式の特別品で、
職人さんによるまさに手造りの逸品です。

写真は製作中の一部分ですが、菊灯の頭の部分(通称アサガオ)
です。

朝顔1


平らな真鍮の板を切って叩いて・・・。

朝顔2


形がだんだん丸みをおびてきます。

朝顔3


別に作られた部品と溶接すると、一つの形に仕上がります。

部品が全て出来上がると、研磨専門の職人さんのもとへ届けられ、
最後には写真の様に組みあがります。高さはおおよそ90cmです。

菊灯


ご法要を間近に控えられたお客様のもとへお届けし、お内陣に
設置させて頂くと、その上品ながらも圧倒的な迫力に感動しました。

この様な素晴らしいお仏具を製作できる職人さんも少なくなって
きましたが、この先もこの素晴らしい技術を伝え続けるお手伝いが
出来るように頑張りたいと思います。

お客様係 大八木

先日、山口県のお寺様に天井板をご納入させていただきました。
以前、本間に納入させていただいていたので、今回は両余間に取り付けさせていただきました。
白木無地の天井板から藤の花柄のアルミ板張りの天井板になりましたので、余間が大変明るくなりました。
お寺様にもお喜びいただきよかったです。

お客様係2課 藤井

天井板

西日本を出張訪問させて頂いていると、時には島のお客様へお伺い
する機会があります。

今回は、とある島のご寺院様のご本堂内の障子のお納めにお伺い
致しました。

港


朝に出航のフェリーに乗り込み、波に揺られながら島まで向かいます。

海


約1時間の航行で、目的地へ間もなく到着です。

梅雨も明けて天候は見事なカンカン照りの中、ご納入作業は着々と
進みますが…。この暑さの中、何度シャツを着替えても足りません。

障子


孤軍奮闘の末、障子は定位置に取り付け完了。お客様にもお喜び頂けました。

一仕事を無事に終えられた安堵と共に、この後は次の現場へ向かって、
出張はまだまだ続きます…。

自身もそうですが、「熱中症」が騒がれるこの夏。皆さんもお気を付け
下さい。

本店お客様係2課 大八木

ご開山お厨子


1月24日に広島市の大谷派のご寺院様へ、御開山御厨子と御須弥壇をお納めさせていただきました。
親鸞聖人御影の御掛軸の巾が81cmと広く、お場所の間口は少し狭くて131cm巾の祖師前壇にお納
めいたしました。
御掛軸はそのままで、向板がない御厨子を製作してお掛軸の前にご安置させていただく形式をとらせ
ていただきました。
屋根巾は128cmでしたが、祖師前壇にお納めしますと御厨子がたいへん立派に大きく感じました。
木地制作段階では山本次長と後田木工様に随分検討をいただき、おかげさまで素晴らしい仕上がり
でぴったりとお納めできました。
数年前に、お納めさせていただきました御宮殿と共に御内陣の御荘厳が整のいました。
製作に携わって下さいました皆さんありがとうございました。

お客様係2課 林

先日、愛媛県のお寺様に巻障子をお納めさせて頂きました。

以前よりお内陣のお仏具を当社にてお納めさせて頂いており、
今回の巻障子のご納入でお内陣が一層引き締まりました。

ご納入当日は見事な晴天の下、気持ちよく作業ができました。

作業途中でご住職様から頂いた愛媛のみかんがとても美味し
かったです。

お客様係2課 大八木

巻障子201110

 先日、広島県のお寺様で御移徒法要が勤められお手伝いも兼ねてお参りに行って来ました。
 この度は御木仏御本尊及び御台座後光のご修復と御宮殿及び御須弥壇ご新調のお仕事を
させていただき、ご当山では阿弥陀様のお帰りとご新調品のお披露目の法要でした。

 当日、午後からのお勤めで午前中まで雨だったこともあり御住職様が御門徒様のお参りが少ないかも・・・
と心配されておられましたが、足元の悪い中100名以上の御門徒様がお参りに来られ!!!大変立派な法要でした。
 記念法話が済まれた後には、御門徒様を特別にお内陣にご案内され公開されました。その際には御門徒様から感謝や激励のお言葉をいただき涙が出そうになりました・・・
  
 この事業計画は初期構想からでは十数年余り、担当者も私で3人目となり前任から引き継がせていただいてからも五〜六年になります。その間、常に弊社をご支持いただき実現に向けて尽力下さった御住職様を始め御寺族様や御門徒の皆様に大変感謝いたします。 ありがとうございました。                        
                                                     お客様係二課 下田


夕日


北海道出張の帰り、夕方の飛行機で伊丹に向けて出発。この日は朝から晴天で、上空に上がってまもなく太陽が真横にありました。1時間近く経つと、やがて遥か彼方に沈み始め、その瞬間をカメラにおさめました。決して珍しいシーンではありませんが、海辺のサンセットは時々見ることがあっても、空の上で太陽を真横に見るのは初めてかも知れません。仏教と太陽、太陽熱、太陽光、宇宙空間のこと。太陽が燃え尽きたら・・・。などと、いろんな事を考えてしまいました。最後に沈み行く太陽を見て、万物には全て終わりが来るものなのか・・・。そう思いながら、まだ不慣れな土地への出張の疲れからか、機内もがらがらで心地よい眠りに入ってしまいました。しかし、伊丹空港に着いた瞬間、けっこうな雨が降っていて札幌の天気とは大違い。すっかり現実にもどり荷物を両手に持ち、空港バスに乗り継いで、次週訪問ご寺院様のお仏具の相談のことを考えたりして、いそいそと家へと帰りました。

お客様係2課 林


昨年に徳島県のお寺様よりご本堂のロビー壁面に掛ける絵画のご相談を頂きました。
数種類の下絵(イメージデッサン)や寸法の打合せを幾度と重ね、この春に完成された
絵画を無事にお納めさせて頂きました。

このやさしい蓮池の絵は横幅が4メートル以上もあります。
製作に関しては全てお仏具に関係する職人さんの手によってなされました。
絵に関してはお内陣の襖絵や天井・壁面画を描かれている絵師さん。
額縁は大きな前卓等を製作されている木地師さん。
そして額縁をきれいなオリーブ色に塗り上げてくれたのは漆塗りの塗師さん。
描き上げられた絵画を額表装するのはもちろん表具師さん。
それに取付用の金具を作ってくれたのは加治屋さんといった具合です。

たくさんの職人さんの手によって最終的にひとつの作品としてすっきりと仕上がった
この絵画は、納品日には大きなトラックでお寺様まで大切に運ばれ、あらかじめ壁面に
取付けておいた専用の掛金具に向かって瞬時に取付けられました。
トラックから運び込まれてきた絵画のあまりの大きさにご心配下さっていたお寺様も
この設置の瞬間をご覧になられ、先程までロビーに立ち込めていた緊張した空気も瞬く
間にこの蓮池の絵の様に穏やかな雰囲気に変わりました。

いつもお仏具に関してお世話になっている職人さん方の立派な技術は、少しの応用で
この様な素晴らしい作品をも完成出来る事が実感されました。

この蓮池の絵画がお参りに来られる皆様をやさしく迎えてくれることを願っております。

2課 大八木

蓮水絵画1


蓮水絵画2


お彼岸を目前にやっと朝晩が涼しく感じられる様になり、秋の訪れが
少しずつ感じられる様になりました。

例年お客様との会話の始まりには「今年は特別暑いですね・・・」と、
よく口にします。しかし今年は本当に特別暑い夏となりました。

その様な猛暑の中、前回お伝え致しました石川県でのお山の工事は
着々と進行中です(現場の皆様、本当にお疲れ様です)。

写真は少し前のものですが、お山の頂上を整地してお御堂が建立され、
桜や蜜柑、お茶などの木がたくさん植えられていきます。

みかんの木


その工事の中で大活躍をしているのがモノレールです。1,500kgまで
運搬が可能で、お御堂や大きな石碑、道端の杭などたくさんの材料が
急な坂道を登って頂上まで運ばれていきます。

モノレール


杭


この先、庭園が完成し、きれいな花が咲いたり果物ができるのが本当に
楽しみです。


本店お客様係2課 大八木




梅雨が明けてから一転しての大暑や酷暑の日々、たまりませんねぇ ^_^;

着々と体力が奪われている気がいたします。
皆様も熱中症にならないように水分補給や塩分補給を小まめに取るようにお気を付け下さい。
さて本日は岡山県のお寺様にてお障子の木地建てつけ合わせに伺ってきました。
建て付け合わせでは、お障子の木地が完成し本漆塗り施工を行う前に、一度御本堂にて、建てたり外したりを繰り返して間口との隙間や傾きなどを確認し開閉がスムースに行える様に調整致します。

新しいイメージ2

新しいイメージ

今回は御本堂内にて既に内装工事純金箔押し仕上げが完成した状態での作業だったので、金箔が剥がれない様にお障子を建てたり外したりを作業員全員が冷や冷や・・・ピリピリ・・・汗汗汗でしたが、慌てず焦らずと皆で声を掛け合い何とか無事に終える事が出来ました。また一つ良い経験をさせて頂きました(^^)
次回は御仏具完成後のご納入です。今回よりも更に緊張度が増す作業となりますが、これも御門徒の皆様 御住職様から当社に託して頂いたお仕事!小堀に頼んで良かった!とおっしゃって頂ける様、これからも精進致します。
 お客様係二課 下田

先月末に徳島市の東光寺様に両脇壇御厨子等をご納入させて頂きました。
ご本堂内のご安置場所や中に入られる御坐像との寸法関係を厳密に合わせて
製作されたこの御厨子はトラックに大切に積み込まれ、ご納入日の早朝に
お寺様へ到着しました。
梅雨の最中でしたが、この時ばかりは雨も降らずに新しいお仏具は無事に
ご本堂の中まで運び込まれました。
ご安置場所へは先ず御須弥壇が設置され、その上で御厨子の屋根を持ち上げて
いる間に胴体を設置。細心の注意をはらいながらゆっくりと屋根を下ろして
おおよその組立は完了します。夕方にはほぼ設置作業は完了し、ご住職様や
坊守様と一緒に眺めさせて頂きました。
御本山の様式に基づいて入念に製作されたこの御厨子は全体の型式はもちろん、
金具等も非常に素晴らしく仕上げられております。ご安置後も見入るばかり
でしたが、ご住職様にもお喜び頂けて本当に良かったです。
ご納入作業がすべて完了した頃には外は既に暗くなっていましたが、無事に
一日の仕事も終わり、心地よい疲れと共にホテルへ向かいました。

お客様係2課 大八木


御開山御厨子

蓮如上人御厨子

厨子2厨子1鷺足卓


先月の下旬に、愛媛県松山市の定秀寺様へ夢殿型のお厨子をご納入させていただきました。
十分に検討、相談した上でご注文当初に決めさせていただいた図面と仕様に基づいて、製作に取りかかることとなりました。
しかし、いざ取りかかろうと木地の打ち合わせを始めた段階から色々と、こうした方がいいのではと思うことが次々と出てきて、度々の仕様変更に製作担当の山本次長には大変ご苦労をおかけしました。
おかげさまで、本当に良いものをと思い1年と2ヶ月の謹製期間をかけて製作させていただきましたお厨子は、大変立派に出来あがりました。
定秀寺様ご本堂の右余間壇にご安置させていただくと、住職様、坊守様にはたいへん喜んでいただきました。すばらしい出来栄えに私もつい、自画自賛でテンションが上がってしまいました。
工程が進んで行くその時その時に、時間をかけてお客様と製作担当者との相談を繰り返して製作させていただくことが、良い仏具作りには欠かせないものとだと思いました。
 
                                        お客様係2課 林 京二



今年から四国を担当させて頂いております大八木です。

現在は四国のお得意様のお寺様へのご訪問をはじめ、ほぼ毎週
出張させて頂き、目下頑張っております。

以前は本店(京都店)でお仏壇の販売やお寺様とお仏具等の
お話しを日々させて頂いておりました。

その本店での思い出の一つに、とあるお客様からのご依頼で
お山の造園工事をさせて頂くお話を頂きました。お山を整地
して樹木をたくさん植え込み、要所に小さな建物を・・・といった
内容です。

間もなく工事も始まりますが、先日の出張先で理想的な山の
階段を見つけました。この様な感じでお山を一周出来たら
きっと素敵なハイキングになると思い、工事完成前から非常に
楽しみになってきます。

私自身、日頃はお寺様とお仏具や納骨壇などのお話しをさせて
頂く機会が多いですが、この様なお山の工事などのお話しも
非常に興味深いものです。

現在の出張先でもお仏具等に限らず色々なお話しをお客様と
出来る事を楽しみにしております。

本店お客様係2課 大八木

お山の階段


私が広島県を訪問させていただくようになって、この2月で14年になりました。当初、現地へ行って、たいへん紛らわしいと思った地名を紹介させていただきます。
広島県は東西に分けて、西側の安芸地方と東側の備後地方があります。その安芸、備後地方で読み違いしやすい地名や同じ読み、同じ字の地名があったります。それを紹介させていただきます。

1.読みが難しく紛らわしい地名 
  備後北部の 三次市 (みよしし) 
  備後西南部 御調町 (みつぎちょう)

2.同じ地名
 (1)安芸地方 安芸郡府中町 (あきぐん ふちゅうちょう)  マツダの本社があります。 
    備後地方 府中市 (ふちゅうし)
 (2)安芸地方 佐伯郡湯木町 (さいきぐん ゆきちょう) 
    備後地方 神石高原町油木 (じんせきこうげんちょう ゆき)
 (3)安芸地方 東広島市西条町 (ひがしひろしまし さいじょうちょう) 
    備後地方 庄原市西城町 (しょうばらし さいじょうちょう)   
 (4)備後地方 (旧)神石郡三和町 (じんせきぐん さんわちょう)
    備後地方 三次市三和町 (みよしし みわちょう)  
   などです。

お客様との会話で「次はどちらの方まで」と聞かれた時、例えば「次は府中へ」と言っても、府中は二つあるので「備後の府中へ伺います」などとお答えします。市や町を付けずに、ただ「府中へ」と言ったりするとどちらの、と聞いたり、聞かれたすることがあります。
これで特に困ったということはありませんが、紹介させていただきました。

                                          お客様係2課 林

愛媛 碧泉寺様


 四国を担当させていただいております井上と申します。

 10/27〜28に愛媛県西条市の碧泉寺様にご本堂お仏具一式をご納入させていただきました。
 ご納入前日はあいにくの雨で、もしかすると当日もと危ぶんでいたのですが、一夜明けると雲ひとつない晴天となり、何のトラブルもなく、無事ご本堂へお仏具を搬入させていただくことができました。
 お天気はご納入の間、三日間続き、秋晴れの気持ちのよい気候の中、作業を続けさせていただくことができました。

 今回、碧泉寺様のご本尊様のお身丈が90cmと大変立派で、建物ならびに御宮殿等お仏具とのバランス等が心配だったのですが、大変バランス良く仕上がり、お寺様も当初ご本尊様が大きいので羅網も選択の一つとして考えておられたのですが、やっぱり御宮殿にして正解だったと大変喜んでいただきほっとしました。御宮殿が大きいのですごく迫力があります。
 今回のご納入に際して碧泉寺様はもとより、ご門徒様を初め近隣のお寺様もご見学にお越しいただき皆様のご本堂新築に対する思いをひしひしと身に感じさせていただきました。
 あるご門徒様はご納入の間終始、現場にて作業をご覧いただきその様子を写真に撮影されておられました。私たちも身が引き締まる思いで作業を行わせていただきました。

 お仏具ご納入は無事完了いたしましたが、これで終わりではありません。
逆にこれからがお仏具を長く大切にお使いいただくためのお手伝いのスタートラインだと考えています。お仏具はすばらしい工芸品ですが、美術品のようにガラスケースに入れて保管しておくようなものではありません。日々のご法要等でお使いいただいてこそのものです。当然お使いいただきますと金箔がすれたり、小傷がついたりいたします。簡単に修理することができる場合もありますのでお気軽にお申し付けください。お役に立てるようがんばります。
 
 「ものは用いてこそ美しい」のです。  

                                          お客様係2課 井上智也己

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9月初め、山口県岩国市のお寺様へ、スチール製お納骨壇をご納入させていただきました。経蔵兼宝物庫を改装され、寄棟白壁造りのお納骨堂にご納入させていただきました。




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入り口の扉を開け中へ入ると、建築当初から建物を支えていた丸柱を生かし、明るい洋風の仕上げで素晴らしい設計デザインになっています。ご納入させていただいたお納骨壇の漆調のタメ色と、内装の雰囲気とがすごくマッチしました。通路巾も広めになっており天井も高く、伸び伸びとしたお納骨堂です。寺族の皆様にも大変喜んでいただき、前坊守様が「わたし、ここに入りたいくらい(笑)」前住職様は「2、3日 ここでゆっくり過ごしたいですね」とおっしゃっておられました。
納入設置が済み、帰りの道中、たいへん嬉しく思いながら車を走らせていました。
今回、初めてのお取引でしたが、これからも、ながぁいお付き合いをさせていただきたいと思っています。
お客様係2課 林

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8月に入って広島市内を移動していると、あらゆるところで目にするものがあります。皆さんに紹介させていただきたいと思います。
それは、竹の棒の先に、色とりどりの紙を張って作られた、六角形の灯籠です。
お盆のお墓参りに持参され、お墓に供えられる広島県西部、安芸地方独特の灯籠です。この灯籠の由来は江戸時代、紙問屋のご主人が亡くされた娘さんのために作ってお墓に供えられたことから、だんだんと広まったそうです。安芸地方の夏の風物詩として、お盆には欠かせないものです。
広島と言えば、浄土真宗本願寺派のご寺院様、ご門徒の方々が多く、灯籠には下がり藤の紋が付いています。でも、宗派を超えて、ほとんどの人が墓前に供えておられます。それだけに、どこでも求めることが出来ます。各ご寺院様、ホームセンター、スーパー、コンビニ、花屋さん、八百屋さん、魚屋さん、酒屋さん等、ほとんどのお店の店先で見ることが出来ます。
大きさも幾種類かあるようで、写真のビールケースの手前の小さいのは、幼くしてお浄土へまいられた子供さんの墓前にお供えになる灯籠だそうです。坊守様に教えていただいたのですが、さすがに心が痛む思いが......。
まもなくお盆を迎えますが、安芸地方の墓地、霊園は皆さんに紹介しましたこの灯籠で、ますますにぎやかにやかに飾られることでしょう。                                      
                           お客様係2課 林

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掲載の写真は、昨年末に施工ご納入させていただきましたお寺様の
お内陣です。と思いきや、実は、お内仏(仕込み仏壇)なのです。
お内陣さながらに、素晴らしい仕上がりになりました。

ちなみに大きさは、
お内仏の外巾1m60cm。ご本尊(阿弥陀さま)のお身丈30cm。
仏天蓋の巾60cm。須弥壇の巾75cm。上卓の巾24cm。四具足8.4cm。
仏飯器6cm。五具足の花瓶の高さ12cm。菊輪灯の笠径18cm。
写ってませんが、前卓の巾66cm。

いかがでしょうか?内部の写真だけをご覧いただきますと、本堂の
お内陣を仰ぎ見ているように思えませんか。社内のある人が、たま
たま私のパソコンの画面の写真を見て「どちらのお寺様のお内陣で
すか?」と聞かれました。

紹介いたしましたお内仏は、広島県の浄土真宗本願寺派のご寺院
様へ、庫裏のお内仏として謹製ご納入させていただきました。
ご住職様をはじめ、皆さんにたいへん喜んでいただきました。また、
2才になられるお孫さんも、新しいお内仏を迎えられて「ナムナム」
と毎日、可愛い手を合わせておられるそうです。
私どもにお任せ下さいました住職様、製作に携わっていただきまし
た商品部の皆さん、職方のみなさん、ありがとうございました。
 
                         お客様係2課 林


 F課長の書き込みにダブるようで申し訳ないのですが、私の担当させて頂いている地域のお客様も先日、工房見学にご来場いただきました。
 本当ならば地域担当者がご案内させていただくべきところを、あいにく当日はどうして都合が悪く、専務他工房スタッフに御案内をお願いました。
 ご見学終了後接客したスタッフに様子を尋ねたところ、ご遠方をお越しいただいた上、過密スケジュールのせいか、お疲れになられたのではないかとのことでした。 
 当社では後日、工房見学の記念にその際の様子をまとめた「工房新聞」をお配りさせていただいていますが、その際にもしご不満な点やご意見があれば承らせていただこうと思い先方様にお伺いさせていただきました。
 お伺いして新聞をお渡した途端、そんな心配は吹き飛んでしまいました。
 その場に数名の方が居られたのですが、皆さん新聞を見たとたん「これ私だ!」「(金箔押し)難しかったなー」と笑顔で工房見学の感想を口々におっしゃっていただきました。お疲れのように見えたのは金箔押し体験他すべての事に真剣に取り組んで頂いたため、そう見えただけみたいでした。
 今回、お客様に工房見学にお越しいただいたことで、地理的距離はそのままでも、気持ち的には以前よりぐっと近くなったような気がしました。
 これからも何でも結構ですのでお気軽にお申し付けください。
 今回は本当にありがとうございました。 
                                                 2課 井上智也己

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