ご修復お仏壇をご納入

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 昨日、奈良県にお仏壇をお納めしてきました。 
 100年近く大事に、守ってこられたお仏壇で、今回ご修復新品同様にということで、ご依頼いただいたお仏壇です。
 昨年末に、お預かりさせていただき、外見だけでなく、強度も新品同様にするため内部の構造も完全に手を入れさせていただき、半年かかってやっと仕上がりました。
 お仏壇は、完全に仕上がりましたが、ひとつ、大きな問題がありました。
 それは、お仏壇をお預かりさせていただくときに、仏間から出すのに一苦労だったのです。
 お仏間の内部の高さは、十分あるのですが、垂れ壁があるので、お仏壇本体に別台を付けた状態では収めることができません。
 こんな場合、通常は、先にお仏壇本体を入れて、持ち上げておいて、別台を差し込んで入れるのですが、幅のほうも、お仏壇とお仏間の余裕がほとんどなく(左右各2cm程度)、手も入らないので、持ち上げることもできない状態でした。(ならどうして、入っているのかというと、前回は家を建てている途中に天井を抜いて、上から降ろしたそうです)
 お預かりの際は、これから直しますので、ちょっとぐらい無理ができますが、直してお納めする際にはそんなことは出来ず、どうしたらよいか大問題でした。
 完成しても収められなかったら何にもならない。
 そこでH部長が、素晴らしい案を考え付きました。
 お仏間内部は高さはあるので、滑車で釣り上げよう。
 ただ、天井には直接フックは取り付けても、今度は天井が持たないので、鉄角パイプでフレームを組んで、それを仏間に仕込んで吊り下げる。
 方針は決まったので実際、やってみました。
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わかりにくいですが、お仏間内部に鉄角パイプのフレームを取り付け滑車を取り付けます。
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 お仏壇にも金具で、ロープを連結します。外れると大変なので、きっちり締めていきます。 
 お仏壇を締める脇ロープを利用して、吊り下げのロープを取り付けます。
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 連結が完了したら、お仏間の正面へ移動、滑らせてお仏間の中へ入れます。
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 お仏壇本体は設置完了、次は吊り上げて別台を差し入れます。
 まだ、梱包してある別台をほどいていよいよ本番です。
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ロープを引っ張りお仏壇を持ち上げていきます。
 滑車を取り付けているので重い仏壇も、すんなりと上がってくれました。
 振れ止めのために、一人が前を支え、垂れ壁の框に当たらないように気を付け、左右から二人が別台の前を持ち差し込んでいきます。
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 別台を差し込み定位置に置けたら、ゆっくりと本体を降ろし、設置完了です。 
 何度もシュミレーションを繰り返したり、本当にうまくいくのかと心配もしましたが、実際、やってみると思った以上にばっちりとおさまり、H部長のアイデアに大感謝の納入でした。
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お仏間におさまった後は、まず、ご本尊、九字十字お名号のお掛軸をお掛けし、お仏具をお飾りして無事お納めを完了することができました。
 お飾りが完了した後、ご注文主様にも、ご覧いただきました。
 ご注文主様は、搬入時のお天気も心配されていたのですが、当日は、天気も良く、素晴らしい日に収めていただけたと、大変喜んでいただきました。
 ちょっと変わったお納め方でしたので、ご紹介させていただきました。
 大変勉強になった納入でした。

                           外商3課 井上
 

  

2018年05月23日 12:01|この記事のURL│12:01Comments(0)
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 でも、その悲鳴を聞いてくれる人が一人でもいてくれたなら、たった一人でも共感してくれる人がいてくれれば‥、それだけで元気が出てくる、勇気が湧いてくる。

 そして、私たちがイチバン嬉しくなるとき‥、
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 そんなときには、舞台裏でがんばってくださった社員やお取引先へもぜひお伝えください。

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 最後に、ブログを書くなんてめんどうくさい、書き方が判らない。それでも勉強しながら、勇気をふるって悲鳴を書いてくれた人への温かいコメント、励ましのひと言‥、これをわすれないでください。

社長 小堀 正

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